ビンゴ大会のやり方は?事前準備と当日の流れを解説

ビンゴ大会は、ルールが分かりやすく、誰でも参加できる点が魅力のひとつです。結婚式の二次会や忘年会、新年会や歓送迎会など、各種イベントをより盛り上げるアクティビティとして企画される方も多いでしょう。
一方で、きちんと準備をしておかないと、参加者が途中で飽きてしまうおそれもあります。この記事では、ビンゴ大会を成功させるためのやり方やコツについて紹介します。流れを理解することで、楽しいビンゴ大会を作り上げましょう。
ビンゴ大会のやり方|事前準備
ビンゴ大会開催にあたっては、事前の準備が非常に重要です。ここでは、当日までにやっておくべき準備の内容を解説します。
幹事と当日の役割を決める
規模にもよりますが、スムーズに執り行うためには複数人の幹事がいると安心です。進行のうえで必要な役割は「司会者」「ビンゴ番号の管理者」「景品を渡す人」の3つです。
そのため、一般的には、幹事が最低でも3人必要になります。参加者が多い場合には、さらに「全体の統括者」や「カメラ係」も用意しましょう。ゲーム終了後、ゴミ袋でビンゴカードを回収するなど、一連の流れで必要な作業を幹事のなかで共有しておきます。
一方で、小規模のビンゴ大会の場合は、幹事1名であっても事前準備をしておくことでスムーズに運営できます。
また、幹事とは別に、最後に締めの言葉をお願いしたい方などがいれば事前に話をしておきましょう。締めの言葉を担当するのにふさわしい人物としては、結婚式の二次会であれば新郎新婦、忘年会・新年会・歓迎会であればその場で最も立場の高い役職者などが適しています。
大会に必要なものを揃える
ビンゴ大会に必要なものは、次の4つです。
● 予備も含め、人数分より多い枚数のビンゴカード
● ビンゴマシンまたはビンゴアプリなど、番号を決めるもの
● ホワイトボードやスクリーンなど、すでに出た番号を記載しておくためボード
● 景品
さらに用意しておくとよいものとしては、以下が挙げられます。
● 景品を並べる台
● 景品を持ち帰る袋
● BGM・効果音
● ゴミ袋
● マイク(広い会場の場合)
また、各種イベントのアクティビティのひとつとしてビンゴ大会が企画されるケースが多いですが、景品の数が多いと抽選時間も長くなってしまいます。抽選中に楽しめる飲み物や軽食を用意すべきか、幹事側であらかじめ確認しておきましょう。
ルールを決める
ビンゴ大会をスムーズに進めるには、事前に幹事間でルールを共有しておくことが大切です。たとえば、リーチの人は立ち上がってもらい、ダブルビンゴになった場合の対応などを決めておきます。
ビンゴ大会は老若男女誰しもが楽しめる簡単なルールゆえに、定番で飽きやすいといった課題もあります。基本の流れは、司会者が番号を引き、それを読み上げることの繰り返しです。参加者が途中で離れたり、ゲームが盛り下がったりしないように、ルールをアレンジするのもよいでしょう。
たとえば、参加者に合わせた番号のピックアップなどもおすすめです。 参加者の誕生日や今日飲んだお酒は何杯か、今日のゲストの人数などを聞き、ビンゴの番号に取り入れるとより盛り上がります。
一方で、あまりに複雑なルールは、参加者が混乱してしまい、時間オーバーになる可能性もあります。参加者の年齢層や人数などにあわせて検討してみてください。
ビンゴのルール説明をする
ビンゴ大会を成功させる最重要ポイントは、魅力的な景品を用意することです。参加者の人数や年齢層、予算に合わせてバランスよく景品を選びましょう。
上位の方に向けた景品はもちろん、最後までビンゴできず残ってしまった人にラストワン賞を用意するなどの工夫をすると、ビンゴ大会を最後まで盛り上げられます。
景品の渡し方を決める
景品の渡し方もあらかじめ決めておくと、当日のトラブルが防げます。たとえば「ビンゴの順位にあわせた景品を決めておき、順番に渡す方法」や「ビンゴであがった順番に景品から好きなものを選んでいく方法」などがあります。
また「景品はすべて袋に包んでブラインド状態にしておき、包み袋のサイズや形から景品を選んでもらう方法」 もあります。ゲーム終了時にみんなで開封するため、最後まで参加者を飽きさせない工夫のひとつとなるでしょう。
当選者への対応手順を決める
景品の受け渡しについても注意を払いましょう。同率順位で複数人がビンゴとなった場合や、時間が長引いてしまった場合の対応などを決めておきます。
また、あまり起こりにくいトラブルではありますが、不正をする人がいないとは限りません。番号はひとつずつ確認し、不正を見逃さないようにすることが重要です。
ビンゴ大会のやり方|当日の流れ
ビンゴ大会は、人数や景品の数にもよりますが、おおよそ1時間程度かかります。 スムーズな進行のために、当日の流れも事前に押さえておき、幹事のなかで共有しましょう。
ビンゴカードを配布する
ビンゴカードは、大会の開始直前に参加者全員へ配布するのがおすすめです。そうすることで、紛失や汚れ、破損のリスクを減らせます。
一方で、ゲームの時間が短く限られている場合には、受付でカードを渡してしまうのもひとつの手です。状況に応じて使い分けましょう。
ルールを説明する
司会者は、最初に簡単にルールを説明しておきましょう。とくに、小さいお子さんやご年配の方は、ビンゴ大会のルールを把握していない可能性もあります。ルールに工夫を加えている場合には、とくに丁寧に説明しましょう。
その際、司会者の声が全員に通っているかチェックしておくとよいでしょう。説明の最後には、なにか質問がないか参加者に確認すると親切です。
また、ビンゴ大会でタイムロスになりやすいのが、番号の確認です。番号を記録してあるボードはわかりやすく掲示し、ビンゴ大会の所要時間を参加者と共有しておくことで、スムーズに進めていきましょう。
景品を紹介する
景品は、ビンゴ大会の一番の目玉となります。盛り上げるために、事前に景品を並べて置き、内容を説明します。景品のなかには、当日持ち帰れるもののほかにも、後日自宅へ配送するものもあるため、あらかじめ参加者に共有しましょう。
また、当選したときの景品の受け取り方なども説明しておくと安心です。参加者全員分の景品がある場合には問題ありませんが、景品が残り1点となったときに複数人の同時ビンゴが発生した場合は、じゃんけんなどで決めることをあらかじめ伝えておきましょう。
景品を袋に包んでブラインド状態にし、中身が分からないようにしているケースでは、どのようなものが入っているかをイメージできるよう、豪華景品を数点紹介しておくとよいでしょう。
番号を発表する
ビンゴ大会が始まったら、マシンやアプリなどで選んだ番号を読み上げていきましょう。ゲームが単調にならないように、BGMをかけ、司会者は明るく大きな声で読み上げるように心掛けてください。
ビンゴ番号の管理者は、司会者が読み上げた番号をホワイトボードなどに記録します。会場の様子を見ながら、聞きそびれてしまったり、一時離席していた参加者のために、番号を何回か読み上げたり、タイミングを見て振り返るのもよいでしょう。
また、リーチの人がいないか手を挙げやすいように、都度参加者へ確認を促しましょう。状況にも寄りますが、ひとつひとつの数字の読み上げ・確認は30秒程度で進めるのが好ましいです。
景品を贈呈する
ビンゴした方には、前に出てきてもらい景品を贈呈します。その場で感想を聞き、結婚式や二次会の場合はメッセージをもらうと盛り上がります。時間に余裕があれば、当選者の写真を撮影するのもおすすめです。
トラブルを防ぐため、景品贈呈役は、贈呈した参加者と景品の内容をメモしておきましょう。会場に景品の忘れ物があった場合や、不正が起こった場合の対策になります。
ビンゴ大会を締めくくる
ビンゴ大会を最後まで盛り上げるために、締めくくりの言葉を用意しておきましょう。宴会の場合は上司、結婚式の披露宴や二次会の場合には新郎新婦の簡単なあいさつがあるといいでしょう。
景品を持った参加者と一緒に集合写真を撮ることも、イベントの特別な記録となり、おすすめです。ゲームを成功させるために、ゴミになりやすいビンゴカードを回収するなど最後まで気を配りましょう。
ビンゴ大会を成功させるためのポイント
ちょっとした気配りや工夫で、ビンゴ大会は盛り上がり参加者の満足度が高くなります。ここでは、ビンゴ大会を成功させるために押さえておきたいポイントを紹介します。
テーマを決めて雰囲気を作る
参加者は、通常のビンゴ大会に飽きている場合もあります。ルールを決めるときに、付随するイベントにあわせてひと工夫を入れることも検討してみてください。たとえば、新年会や新入生歓迎会などは、参加者がお互いが知り合える場としての目的もあります。
ビンゴした順に自己紹介をしてもらい、ミニゲームとしてビンゴカードを入れ替える など、参加者同士がコミュニケーションをとれる仕掛けを用意すると盛り上がるでしょう。あまり複雑になり過ぎないように、事前に幹事間で共有しておきましょう。
音楽と照明で盛り上げる
ビンゴ大会で司会者が盛り上げるのはもちろん、音楽や照明も雰囲気作りに貢献してくれます。イベントのテーマや参加者の年齢層に合わせた音楽を選びましょう。BGMにはアップテンポなダンスミュージックや、映画音楽、ゲーム音楽などがおすすめです。
あわせて、効果音も用意しておくとよいでしょう。スマートフォンの無料アプリで効果音が鳴らせます。 ドラムロールやラッパの音色、拍手やクラッカー音など、ゲームの進行にあわせ効果音を使うとさらにゲームが面白くなります。
リーチやビンゴの発表の際には、 照明も使用してみましょう。会場によっては照明を落としたり、色を変えたり、スポットライトをあてられます。視覚・聴覚へ訴えることでエンターテイメント性を高め、盛り上がる雰囲気を作り出します。
テンポよく進行させる

ビンゴ大会では、進行のテンポが盛り上がりに大きく影響します。番号を読み上げる感覚が長過ぎると参加者が退屈してしまい、早すぎると参加者が混乱してしまいます。司会者は参加者の状況を見ながら、スピードを調整します。
また、景品の受け取りなどや離席していて確認に時間がかかっている参加者を考慮し、途中で番号を振り返ったり、リーチがないかチェックを促したりしましょう。必要に応じて、ジョークやユーモアを交えたエピソードトークなど、会場の空気をやわらげる工夫も効果的です。
こちらの記事では、司会のトーク例について解説しています。ビンゴゲームの流れや盛り上げるポイントについても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
抽選番号を常に確認できる方法を考える
番号を引いた後、司会者ははっきりと読み上げます。会場が広い場合、抽選番号が聞こえなかったり、聞き逃してしまったりする参加者も出てきます。そのため、スクリーンやホワイトボードなどを使って、参加者がいつでも番号を確認できるようにしましょう。
司会者は、常に参加者の様子を確認しましょう。会場が広い場合は、司会者がマイクを使うことで、参加者が聞き取りやすくなります。また、番号が見えにくい場所にいる参加者は、席の移動もしてもらうと会場全体がまとまり、一体感が生まれます。
当選しない参加者への対策を講じる
ビンゴ大会では、当選できなかった参加者が疎外感を抱かないよう、配慮することも重要です。小さくても全員が景品を持ち帰れるような参加賞を用意し、最後の当選者に豪華景品を設定しておくラストワン賞などがあると、満足度があがります。
ちょっとしたルールのアレンジや、景品の見せ方・渡し方に配慮することで、当選しない参加者も含めた全員の満足度が高いビンゴ大会になるでしょう。
飲み物やおつまみを用意する
参加人数や景品が多いことで、ビンゴ大会にかかる時間が長く、間延びした印象になってしまうおそれがあります。気軽に参加できる雰囲気を作るためにも、飲み物や軽食を用意しておくとよいでしょう。
飲み物やおつまみは、会場の入り口や壁側のスペースに配置して自由に選べるスタイルにしておくと、参加者が手に取りやすくなります。飲み物などを取りに行くとき、参加者同士で会話もしやすくなるため、会場全体の雰囲気が和みます。
まとめ
ビンゴ大会のやり方から事前準備、当日の流れ、盛り上げるためのポイントまで解説しました。ビンゴ大会を成功させるポイントは、参加者全員が喜ぶ景品を用意することです。
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予算別に豊富なラインナップがあり、要冷蔵品や重い景品は後日当選者が自宅で受け取れるため安心です。ビンゴ大会向けの景品をお探しの方は、ぜひ景品の虎のご利用をご検討ください。
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