お役立ちコンテンツ
永年勤続のお祝いに最適な記念品9選|相場とマナーも徹底解説
長年にわたって会社を支えてくれた社員に、どんなお祝いを贈ればよいか悩む人事・総務担当者の方は多いのではないでしょうか。相場や税務上の注意点、のしのマナーなど、把握すべきことが多く、準備に戸惑うケースもあるかもしれません。
この記事では、永年勤続のお祝いに関する基礎知識から、喜ばれる記念品9選、選ぶ際のポイント、贈呈時のマナーまでわかりやすく解説します。これを読めば、表彰当日に向けた準備をスムーズに進められます。
この記事でわかること
- 勤続10年・20年・30年の記念品相場の目安
- 永年勤続のお祝いに選びやすい記念品9種類
- 記念品選びで不公平感を生まないための考え方
- のし・水引・メッセージなど贈呈時のマナー
- 現金・商品券・現物記念品などの税務上の注意点
| 項目 | 目安・考え方 |
|---|---|
| 勤続10年 | 約3.6万円(産労総合研究所・2006年調査) |
| 勤続20年 | 約7.5万円(同調査) |
| 勤続30年 | 約13.2万円(同調査) |
| のし・水引 | 紅白の蝶結び(花結び)が基本 |
| 表書き | 「御祝」「勤続〇周年記念」「祝勤続〇年」など |
| 税務 | 現金・商品券等は給与課税。現物記念品は一定の条件を満たす場合に非課税扱いとなることがあります。 |
※金額は過去調査に基づく参考値です。自社の制度設計や現在の物価、対象者数なども踏まえて予算を決めてください。
永年勤続のお祝いとは|長く勤めた社員を称える表彰制度
永年勤続表彰とは、企業に長年にわたり貢献してきた従業員を称え、感謝と労いの気持ちを形として伝える社内表彰制度です。表彰状とあわせて、記念品や賞与としての金一封、特別休暇などが贈られるのが一般的です。
転職やキャリアチェンジが身近になった現代では、長期勤続そのものが貴重な選択といえます。こうした時代だからこそ、永年勤続表彰には「あなたの存在が会社の力です」というメッセージを込める意味があります。単なる行事として終わらせるのではなく、従業員の帰属意識やモチベーションを高める機会として位置づけることが大切です。
永年勤続表彰の意味と目的
永年勤続表彰には、大きく分けて3つの目的があります。
- 長年会社を支えてくれた社員へ感謝を伝えること
これまでの努力や貢献に対して、会社として正式に謝意を示す大切な機会になります。 - 企業文化や価値観を社内に共有すること
長く働き続けることを評価する姿勢を示すことで「社員を大切にする会社」という考え方を若手社員にも伝えられます。 - 後輩社員にとって目標となる存在を示すこと
先輩社員が表彰される姿を見ることで「自分もこの会社で長く活躍したい」と感じるきっかけになります。
このように、永年勤続表彰は単に記念品を贈るだけの場ではなく、会社と社員の信頼関係を深める重要な機会です。だからこそ、感謝の気持ちがしっかり伝わるよう、準備を丁寧に進めることが大切です。
対象となる勤続年数は10年ごとが主流
永年勤続表彰の対象となる勤続年数は、10年・20年・30年と10年刻みで設定している企業が多く見られます。節目ごとに、贈る記念品の内容や金額を変えていくのが一般的です。
企業によっては、3年・5年といった早期の節目に表彰を設けるケースもあります。入社から間もない時期に「会社はあなたの貢献を評価している」と伝える機会として活用できます。
勤続年数の設定に決まった正解はないため、自社の人員構成や離職状況に合わせて、適切な表彰制度を設計するとよいでしょう。
永年勤続表彰を実施している企業は約半数
独立行政法人労働政策研究・研修機構の2018年の調査によると、永年勤続表彰制度を実施している企業は49.5%でした。企業の2社に1社が、この制度を導入している計算です。
永年勤続表彰は、福利厚生の一環として多くの企業で取り入れられています。ただし「他社が実施しているから」という理由だけで導入するのではなく、自社の採用力向上や社員の満足度向上につながる施策として活用する視点が重要です。
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「企業における福利厚生施策の実態に関する調査」
永年勤続表彰が社員の定着と帰属意識を高めるきっかけに
永年勤続表彰が従業員にもたらす効果のひとつは、「自分の働きが会社に認められている」と実感できる機会をつくれることです。会社への愛着や、これからの仕事への意欲を高めるきっかけになります。
また、表彰される社員の姿を見た周囲の従業員にも「長く働くことは評価される」という意識が生まれます。制度を継続的に運用し、会社が社員の貢献を評価する姿勢を見せることが大切です。
永年勤続のお祝いに贈る記念品の相場|勤続年数別の目安
永年勤続のお祝いを準備するうえで、担当者が最初に気になるのが「いくらくらいが相場なのか」という点です。社内決裁を通すためにも、根拠のある金額感が必要です。ここでは、勤続年数別の相場と予算設定の考え方を解説します。
| 勤続年数 | 参考額 | 選び方の例 |
|---|---|---|
| 10年 | 約3.6万円 | 実用的なビジネス用品、少し贅沢なグルメなど |
| 20年 | 約7.5万円 | 家族でも楽しめる体験・旅行、格式のある品など |
| 30年 | 約13.2万円 | 特別感のある記念品、休暇と組み合わせた表彰など |
※参考額は産労総合研究所「永年勤続表彰制度に関する調査」(2006年)に基づきます。現在の予算設定では物価や社内制度もあわせてご検討ください。
勤続10年は3万円前後が相場
産労総合研究所の2006年調査によると、勤続10年の記念品の平均額は約3.6万円です。
勤続10年は、社員にとって最初の大きな節目です。この時期の表彰者は仕事の中核を担うベテランになっていることが多く、実用的なビジネスアイテムや、普段は手が届かない少し贅沢なグルメギフトが喜ばれる傾向があります。
勤続20年は7万円前後が目安
同調査によると、勤続20年は約7.5万円が参考額です。この時期の表彰者は管理職や中堅リーダーとして活躍していることが多く、家族を持つ方も増えます。本人だけでなく、家族も一緒に楽しめる体験型ギフトや旅行券、格式のある品物が選択肢になります。
表彰の場でも、10年のときより一段格上の演出を意識することで、受け取る側の印象に残りやすくなります。
勤続30年は13万円前後で手厚く
勤続30年は、会社と社員が長い年月をともに歩んだ集大成です。同調査では約13.2万円が参考額とされています。
記念品の金額だけでなく「特別に扱われている」と感じられる演出も大切です。リフレッシュ休暇とあわせて贈る、社長・役員が直接手渡す、特別なスピーチを添えるといった工夫をすると、受け取る側の記憶に深く残ります。
予算設定で押さえたい考え方
予算を決める際は、継続的に運用できるかどうかを最優先に考えましょう。一度設定した金額を次回から下げることは、受け取る側に不公平感を与えてしまいます。
明文化したルールを社内に公開し、基準を固めることをおすすめします。記念品と賞与を組み合わせる場合も、社内規程や税務上の扱いを確認したうえで制度設計を行いましょう。
永年勤続のお祝いに喜ばれる人気の記念品9選
永年勤続のお祝いには実際にどのような記念品が喜ばれるのか、定番アイテムから景品の虎ならではの商品まで9種類を紹介します。
目録景品や食品・グルメ、家電など幅広いジャンルの中から、贈る相手や予算、表彰シーンに合わせて選ぶことで、より満足度の高い記念品になります。
それぞれの特徴やおすすめのケースを参考に、長年の感謝をしっかり伝えられる特別な一品を見つけてください。
| 記念品 | 向いているケース | 主な注意点 |
|---|---|---|
| カタログギフト | 好みが分からない、複数名へ同条件で贈る | 税務上の扱いを確認 |
| 商品券・ギフトカード | 実用性・自由度を重視する | 給与課税の対象 |
| 旅行券・体験ギフト | 20年・30年など大きな節目 | 非課税条件の確認が必要 |
| 金一封 | 使い道の自由度を重視する | 給与課税の対象 |
| トロフィー・表彰盾 | 記念性・表彰式の演出を重視する | 実用性は低め |
| 高級筆記具 | 実用性と記念性を両立したい | 好み・使用習慣に配慮 |
| デジタルギフト | 拠点が分散している、配送負担を抑えたい | 税務上の扱いを確認 |
| 目録景品 | 表彰式を華やかにしたい、持ち帰り負担を減らしたい | 後日引換の案内を分かりやすく |
| 食品・グルメ | 家族にも楽しんでもらいたい | アレルギー・嗜好に配慮 |
01
カタログギフト
カタログギフトは、受け取った方が自分の好みに合わせて商品を選べるため「好みに合わない」という失敗を避けやすい記念品です。年代や性別、趣味を問わず選びやすいため、複数の社員へ同じ記念品を贈る場合にも適しています。
注意:受け取った社員が自由に商品を選べることから、給与課税の対象になる可能性があります。導入前に税務署や顧問税理士へ確認することをおすすめします。
02
商品券・ギフトカード
商品券やギフトカードは、受け取った方が好きな用途に使えるため、実用性の高い記念品です。自由度が高く、相手の好みがわからない場合でも選びやすい点が特徴です。
注意:現金や商品券・ギフトカードは給与課税の対象です。記念としての印象も残したい場合は、表彰状などとの組み合わせも検討しましょう。
03
旅行券・体験ギフト
「モノより思い出」を大切にする方に喜ばれやすいのが旅行券や体験ギフトです。支えてくれた家族への感謝も含めて贈れる点が魅力で、勤続20年・30年といった節目の表彰にも適しています。
注意:旅行券の非課税適用には国税庁が定める条件を満たす必要があります。
04
金一封
金一封は使い道の自由度が高く、受け取る側にとって分かりやすいお祝いです。ただし、全額が給与として課税対象となります。
また、形として残らないため、感謝の気持ちをしっかり伝えるには、表彰状や記念品と組み合わせて贈る方法が適しています。
05
トロフィー・表彰盾
トロフィーや表彰盾は「努力が認められた証」として目に見える形で残せる記念品です。名前・勤続年数・日付を刻印することで、世界にひとつだけの特別なアイテムになります。表彰式で手渡す瞬間の印象も強く、存在感のある記念品です。
06
名入れボールペン・高級筆記具
実用性と格式を兼ね備えた記念品として、高級ブランドのボールペンや万年筆は定番の選択肢です。毎日の仕事で使うからこそ、手に取るたびに表彰を思い出してもらえる点が魅力です。名入れ加工を施すことで特別感も高まります。
07
デジタルギフト
デジタルギフト(eギフト)は、メールやSMSで届けられるため、拠点が分かれている企業でも配布しやすい方法です。配送コストや在庫管理の手間を抑えられる点は、総務担当者にとって大きなメリットです。
注意:換金性の有無などによって税務上の扱いが異なるため、導入時には確認が必要です。
08
景品の虎ならでは
目録景品(引換券+パネル)
景品の虎が提供する目録景品は、実物の代わりに「引換券+パネル」のセットで贈る形式です。表彰式では大きなパネルを手渡す演出ができ、式典全体を華やかに見せられます。写真映えするため、社内報や記念撮影にも活用しやすい点も特徴です。
また、重い現物を会場から持ち帰る必要がなく、後日自宅で商品を受け取れるため、受賞者の負担も軽減されます。
こんな企業におすすめ
- 表彰式で受賞者の写真撮影を予定している
- 食品や大型商品を記念品にしたい
- 受賞者に重い現物を持ち帰らせたくない
- 表彰式そのものを印象に残したい
09
食品・グルメセット
家族全員で楽しめる「消えもの」として、食品やグルメセットも選びやすい記念品です。高級和牛・産直品・銘菓など、日常では手が届きにくい特別感のある食品なら、長年の感謝を形にしやすくなります。
景品の虎では、永年勤続のお祝いにふさわしい食品・グルメ系の商品も取り揃えています。
税務に関する出典:国税庁「No.2591 創業記念品や永年勤続表彰記念品の支給をしたとき」
永年勤続のお祝いを選ぶ際のポイントと避けたいギフト
記念品の選定は、表彰者の満足度を左右する重要なプロセスです。最終決定の際に押さえたいポイントと、避けたいギフトについて解説します。
年齢・性別・嗜好を踏まえて選ぶ
永年勤続表彰では、同じ勤続年数でも表彰者の年齢・性別・嗜好は一人ひとり異なります。複数名が同時に表彰される場合「全員に一定の満足感を与えられるか」という視点が大切です。特定の趣味を前提とするアイテムや、世代によって好みが分かれやすいデザインは避けるのが無難です。
幅広い層に対応しやすい食品・グルメ系のギフトなども候補に入れるとよいでしょう。
実用性と記念性のバランスをとる
永年勤続の記念品を選ぶ際に大切なのは「使って便利なもの」と「記念として印象に残るもの」のバランスです。実用性だけを重視すると、時間が経つにつれて表彰の記憶が薄れていきます。逆に記念性だけを追い求めると、受け取った後の使い道に困る場合もあります。
「表彰式の場で映えるか」「長く手元に残るか」「家族も喜べるか」といった視点を組み合わせながら、最適な一品を検討してみてください。
不公平感を生まない選定にする
表彰者が複数いる場合、選定基準やアイテムの違いが不公平感を生むことがあります。過去の表彰と今回の表彰との間で大きな差が生じないよう、選定ルールを社内で明文化しておくことが重要です。「〇年勤続には〇〇円相当の記念品を贈る」という形でルールを公開することで、制度への信頼感が高まります。
避けたいギフト
日本の贈り物文化では、慶事にふさわしくないとされる品があります。相手や社内文化によって受け止め方は異なりますが、気になる場合は別の品を選ぶと安心です。
- 靴下・靴・スリッパなど:「足で踏むもの」という連想を避ける考え方があります。
- ハサミ・包丁などの刃物類:「縁を切る」ことを連想させるとされます。
- くし(櫛):「苦(9)」「死(4)」を連想するとして、お祝いでは避ける考え方があります。
- ハンカチ:「手巾(てぎれ)」から別れを連想するとされる場合があります。
永年勤続のお祝いに関するマナーと注意点
記念品を贈るだけでなく、贈り方や作法を整えることで感謝の気持ちがより深く伝わります。当日の準備に役立つマナーと注意点を解説します。
のし紙と水引
永年勤続のお祝いには、慶事で使用するのし紙を掛けるのが一般的です。水引は「紅白の蝶結び(花結び)」を選びます。蝶結びは何度でも結び直せることから「何度あってもめでたい」お祝い事に使われる結び方です。
水引の本数は5本を基本に考えるとよいでしょう。表書きは「御祝」「勤続〇周年記念」「祝勤続〇年」などが適切です。
感謝を伝えるメッセージ
記念品とあわせてメッセージを添えると、表彰の印象が深まります。形式的な文章だけでなく、その人がどのように会社に貢献してきたかを具体的に盛り込むと、感謝が伝わりやすくなります。
フォーマル例
「〇〇様、勤続〇年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。長年にわたるご尽力に深く感謝するとともに、今後もお力添えをいただけますようお願い申し上げます。」
カジュアル例(部署内での贈呈時)
「〇〇さん、〇年間本当にありがとうございます。いつもチームを支えてくれる姿に、みんなが助けられています。これからもよろしくお願いします。」
適切なタイミングで表彰する
表彰のタイミングは、対象者本人が晴れやかな気持ちで臨めるよう配慮することが大切です。年度初めや会社の創立記念日、入社記念日など、節目となる日が一般的に選ばれます。
対象者が繁忙期や重要なプロジェクト中である場合はその時期を避け、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
記念品が課税対象となる条件
永年勤続の記念品は、条件によって課税対象(給与課税)となる場合があります。国税庁では、永年勤続者への記念品について、次のような基準を示しています。
- 勤続年数がおおむね10年以上であること
- 同じ社員を2回以上表彰する場合は、前回からおおむね5年以上経過していること
- 記念品の価額が、勤続年数などに照らして社会通念上相当と認められること
現金や商品券などは給与として課税されます。記念品や旅行券についても、支給方法や運用実態によって扱いが変わる場合があります。実際の制度設計では、国税庁の案内を確認し、必要に応じて税務署や顧問税理士へご相談ください。
永年勤続のお祝いに関するよくある質問
永年勤続のお祝いは何年目に贈りますか?
10年・20年・30年など、10年刻みで設定する企業が多く見られます。一方で、3年・5年など早めの節目を設けるケースもあります。自社の人員構成や制度目的に合わせて設定してください。
勤続10年の記念品はいくらくらいが目安ですか?
産労総合研究所の2006年調査では、勤続10年の記念品は約3.6万円が参考額です。過去調査のため、現在の物価や自社の予算、対象人数なども踏まえて決めることをおすすめします。
永年勤続のお祝いに商品券を贈ってもよいですか?
商品券を贈ること自体は可能ですが、税務上は給与として課税されます。税務上の扱いと、記念品としての印象の両方を踏まえて選定してください。
永年勤続表彰の記念品は課税されますか?
現物の記念品は、勤続年数や価額など一定の条件を満たす場合に非課税として扱われます。一方、現金や商品券などは給与として課税されます。詳細は国税庁「No.2591」をご確認ください。
永年勤続のお祝いの「のし」は何を使いますか?
紅白の蝶結び(花結び)が一般的です。表書きは「御祝」「勤続〇周年記念」「祝勤続〇年」などを用います。
まとめ
永年勤続のお祝いは、長年にわたり会社を支えてくれた社員へ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。せっかくの節目だからこそ、相場や贈る相手に合わせた記念品選び、のし・水引・メッセージなどのマナーまで丁寧に整えることで、より心に残るお祝いになります。
「表彰式を華やかに演出したい」「社員に喜ばれる記念品を選びたい」とお考えの担当者様は、ぜひ景品の虎をご利用ください。
目録景品(引換券+パネル)や食品・グルメセットなど、永年勤続のお祝いに使いやすい商品を取り揃えています。贈る方にも受け取る方にも満足いただける記念品選びをサポートします。





